旧暦の季節感 春

春が来た。

春節、旧暦の正月(今年は2月16日)の休みのこの頃こそ、「初春」というのにふさわしいと思います。新暦よりも旧暦の方が日本語の持つ季節感に感覚がマッチします。
我が家のサクランボの木も硬い蕾がぷっくりとふくらんで来ました。

今年の冬はとりわけ寒かったですが、ようやく最高気温も10度近くになってきて、ホッと春の訪れを感じます。

そういえば、江戸の昔は寒かったのだったなと、子供の頃、とても不思議に思っていたのが、「赤穂浪士の討ち入り」。12月の半ばの事だと言うのに、討ち入り決行のそのときには、いつも深々と雪が降っている。江戸の昔はクリスマス前にもう雪が降るほど寒い冬だったんだと思っていました。
^_^しかし、討ち入りの12月半ばは新暦でいえば、1月の終わり。一年をうち一番寒いこの時期に雪が降るのは不思議ではありません。

季節感は旧暦の方が感覚的に合いますね。寒い冬も終わりに近づいてきたなぁと感じるこの頃は、冬の間はホットコーヒーを注文されていたアイスコーヒー好きのお客様もこの頃からぼつぼつアイスコーヒーを注文され始めます。

季節は冬から春へ。春を感じ始めた伏見にお越しください。
春を感じるメニューを用意して皆様のお越しをお待ちしています。