カレーは自由だ!

カレーは自由だ。そしてとてもステキ‼︎

夏はやっぱりカレーたまらなく食べたくなる。夏の食べ物と言えばカレーをあげるのに異論のある人ないでしょう。

近所のコンビニへ行くと「大阪スパイスカレー」を特集した雑誌が目に飛び込んでくる。カレー皿にカニの甲羅かのっかってる青い皿の一枚が表紙。 カレーの具材にカニの甲羅? 限界突破の大阪スパイスカレーの表題通りに、巷でカレーはどえらい進化をし続けています。

カレーを描いてと言われたら、🍛このアイコンのようにオーソドックスにカレー皿にご飯にカレーソースがかかっている絵を描くのが多数なのではないでしょうか。しかし、大阪から始まったスパイスカレーの波は全国に広がっていて、もう完全にそんなカレー像は更新しないといけない、今になっているのです。

先日、いろいろとお世話になっているケータリングレストランの方と近頃のラーメンの進化で盛り上がりました。 「これまでの概念から言えば、あれは自分たちの知ってるラーメンではない!」  事務所のお近くのラーメン屋さんの新作ラーメンにとても衝撃を受けた感動話し。ラーメンの世界でもその進化発展は目覚ましくて、とんでもない凄い事になっているようです。

カレーもラーメンも共に好きな食べ物の上位に上がる日本の国民食の代表。先ほどのアイコンのように🍜🍛がすぐに出てくると思うけれど、もうそんなものでは表せない変化、進化がこの国民食にやってきているのです。 そしてその変化、進化を受けて、食べる側もどんどん受け入れて、ますます進化止まらない状態が今の現況のようです。

うちの店はそんな進化にまだまだついて行けてませんが、かろうじて後ろの方をついていっているのではないかと思っているのですが、「九条ねぎのチキンキーマとチキンカレーの合いがけ」を食べてくださったカレーフリークのお客さまが、「カレーライスに葱はもう定番だね」とおしゃっていました。

さてこの国民食であるカレーとラーメンの進化について、私は日本社会の変容と大きく関わっているのではないかと思います。 カレーとはこういう物だ、ラーメンはこういう物だというものはもう今は過去のもので、いまや作り手と受け手が自由にそして多様に相互作用して進化しているのは、例えば「男はこういうもんだ」、「女とはこういうもんだ」、「恋愛とか結婚とはこういうもんだ」そして、「日本人とはこうゆうもんだ」とゆう古い理解がどんどん壊れて新しい世代を中心に多様な新しい理解と合意が受け入れらていること決して無関係ではないと思うのです。

スパイスカレーの全国への波及は日本社会が変わっていく兆しであるそう思っています。

カレーは自由だ!そしてカレーは素敵た!

そんな思いで私は今週もカレーを仕込んでいます。