店名うずらの由来

店の名前「うずら」のこと

喫茶うずらは、京都市伏見区深草西浦町にあります。

深草の地は、古くから人の住むところです。弥生時代の遺跡が出るほどですが、平安時代には平安貴族の別荘地として知られる所になったようです。 「夕されば 野辺の秋風 身にしみて うずらなくなり 深草の里」(千載集巻四 藤原俊成) と和歌にも詠まれ、深草は「うずらの里」とよばれます。 古くから開け、連綿と生活が続けられてきた深草。昨年は生誕300年で話題になった伊藤若冲が終焉の地に選んだのが深草。 晩年、深草・石峰寺の門前に廬を結び、一枚の絵を一斗の米で描いて斗米翁と若冲はよばれてました。

そんな深草の地に喫茶うずらはあります。